ヘラブナ釣りの針における金針と普通の色、これって何か違いがあるのだろうか?
こんにちは、ひだ池WEB管理人です。
これからひだ池のWEB管理人がふと考えるひだ池コラム【ヘラブナ井戸端会議】なるコーナーで様々なネタをお送りしていこうと思っています。そこで第一弾はこちら!
唐突ですが金針と普通の色の針、どうやって使い分けていますか?
僕が聞いた話では、上鈎と下鈎を区別するために上鈎は普通の色、下鈎は金針を使う、なんて方もいました。
まぁ僕は基本ソロアングラーなのであまりヘラブナ釣り師のネットワークもありませんので、たくさんの人に意見を聞いた、というわけではありませんが…
さて、実はこの金針なんですがちょっと興味があって色々調べてみましたので「しょーもない知識」くらいの感じでとらえていただければと思います。
普通の針と金色の針はそもそも何が違う!?

さて、このページのトップにも表示されているヘラブナ釣り師みなさん大好きなオーナーばりのバラサ。
あくまで例としてひだ池の販売スペースから撮影用でお借りしています。
オーナーばりのバラサ 金がこちら
どちらを見ても線径や重量は変わりません。
ただ作り方なんかを調べてみるとちょっと違いがあるようです。
色を塗る(金)ときには当然金メッキを塗るわけですね。
そこで塗膜レベルで見てみるとこんな工程になっているみたいなんです。
- 鉄の針を曲げて釣り針の形を作る
- 熱を入れて特性を出す(ここで柔らかくて粘る針にするか硬くて刺さるけどちょっと脆い針にするか、など性格を出す)
- 銅メッキを塗布(下地)
- ニッケルメッキを塗布(中地って言うらしい)
これで普通の色の針が完成です。
そして金色のやつは、このニッケルメッキの上に薄い金メッキを塗布するらしい。
絶妙な違いではあるものの金メッキのぶんだけ塗膜が厚くなる
もちろん人間の目にはわかんないくらいでしょうし、重さの違いとしても出ないレベルなんですが、ニッケルメッキの上に金メッキを塗っている以上どうしても避けられないのが塗膜の厚みです。
ということは通常の色の針よりも金針の方が塗膜のぶんだけ厚みがある。
つまり刺さりが悪くなるのでは?という疑問が生まれました。
で、さらに調べていくとニッケルメッキ仕上げの針は2層構造。金メッキ仕上げの針が3層構造なので電子顕微鏡レベルで確認すると、針先のポイントはニッケルメッキ仕上げに軍配が上がります。
ということは「ヘラブナの口に入ったとき針立ちがいい」という結論になりそうですよね。
これが釣果にどれほど影響するのかは定かではありませんが、こうしたものすごーく小さな違いがどれほど釣果に影響するのか考えるだけでワクワクしますよね。
塗膜面を電子顕微鏡レベルで確認するとなめらかなのは金メッキ
塗膜面を拡大してみてみると
ニッケルメッキはわずかに波を打っているようなデコボコの表面。もちろん人間の目や触った感触では判別不可。
金メッキはなめらかで余計な凹凸がない表面。
つまり針先が立ってから刺さりこんでいく過程では、ニッケルメッキはわずかに抵抗がかかりそうな感じです。
逆に金メッキは針先がたてばその後しっかりフッキングまで持っていくには摩擦が少なく有利なんだと考えます。
そもそも針の色の違いはアピール力なんて話も
金針で魚にキラキラした色を見せてアピールしたり、マダイ用の針なんかではオキアミに似せたピンク色の針なんかもありますよね。
そもそもの話し、視覚的なアピール力の違いで針の色が変わっている製品も少なくないわけです。
ごく小さな違いであるメッキの層の厚みの話しや、メッキ面の摩擦抵抗の話しは一切無視して最後はここに行きつく可能性だってあります。
ただ本当のところは魚のみぞ知る、ということなので結論は出ない話…
ヘラブナ釣りで優先すべきは針立ち?貫通力?アピール力?
ここからはもう本当に想像の世界で、ヘラブナ釣り師の皆さんがどう判断して何を使うのか。
という結論に落ち着きます。
「そんな難しいこと考えんでもええやん!」
という意見もあるでしょうし、細かく突き詰めたい方もいるはず。
- 針立ちがよくアタリを多く獲れる可能性のあるニッケルメッキ(普通の色)の針。
- 滑らかなメッキ面で貫通力が高い金メッキの針。
- 魚の活性に応じて低ければニッケルメッキ、高ければ金メッキ、という使い分け。
どこを優先すべきか、それとも難しいことは考えないか。
ヘラブナ釣り師の皆さん、どのような針をどんな考え方で使用されていますか?

